映画「ブルックリンの恋人」 感想
映画「ブルックリンの恋人」
こんにちは、やのひろです。
アン・ハサウェイ主演、「プラダを着た悪魔」のスタッフ再集結とのこと。
NYの街角とおしゃれなファッションで彩られた
ラブストーリーと予想して行きました。
この主人公、どういう人なんだろう???
主人公が交通事故でこん睡状態になった弟のため、久しぶりにNYに帰る
というところから物語が始まります。
それまで弟のことを理解してなかったことを反省した彼女は
弟が好きだったものをたどるうちに一人のミュージシャンに出会う・・・のですが
全編にわたり弟を心配する心境が溢れてるので
彼女がどういう人なのかあんまり分かりませんでした・・・(^^;
例えば昔の友達と再会して彼女の人物像を語らせるとか
もうちょっと主人公を深く描く方法があったんじゃないだろうか。。
いつ恋に落ちるのかなぁ、と思ったら急に
彼女とミュージシャンは弟を目覚めさせるために
二人でライブなどに出かけるのですが
あくまで弟の足跡をたどってるだけで、
デートというより付き添いのようだったので
いつ恋が始まるのかなぁ・・・と思ってたら
急にベッドシーンになって驚きました(笑)
いつの間にお互いをそんな風に見てたの^^;
家族物語か恋愛物語か、もうちょっと話の比重を寄せた方がよかったんじゃ・・・。
ちょっとどっちつかずになっていた印象です。
弟の事故、必要だったかしら・・・?
アンのインタビュー記事などをみると
これは「たった1週間の大人のラブストーリー」だそうで、
そんな短期間で恋をするには特別な理由が必要だったのだと思うのですけど
上記の通り弟の事故と突発的な恋のバランスがあんまり良くない気がして・・・。
どうすれば面白かったんだろう、と考えるほど
弟の交通事故は必要だったのかなぁ、と思ってしまいました。
あれは日常の中にありながらも凄く説得力があって
こんな恋もあるかも!と思わせてくれますよね。
そう思うと・・・ますます残念。
邦題が・・・
あと、邦題が勿体ないと思います。
私の様にオシャレなラブストーリーを想像した人が多くて
落胆を生んだんじゃないかなぁ。
原題は”SONG ONE”
1曲目、という意味らしいので
きっと人生のリセットとかそういう意味を含んでると思うんですね。
恋愛モノっぽさよりそっちの方が良かったんじゃ。。。
音楽がたくさん出てくる作品だったので、
もしかしたら歌詞の意味が全部わかればもっとぐっと来たのかもしれません。
残念ながらメインの曲以外は字幕が出ないので
曲を全て理解することができませんでした。
もうちょっと違う出会い方をしたかった作品です!
それではまた!