そーなんだぁ(って思うこと、思いたいこと)

30代1児の母。考えてること、学びたいことなどなど。子供と一緒に学びを深めたくて試行錯誤(異:教育)

絵本で身に着けようロジカルリーディング

どうしたら子どもの読解力を育てられるか?

今思えばラッキーなことに、数年前たまたま、国立情報学研究所新井紀子先生のセミナーに参加しました。そこで「子供たちは教科書を読めていないのでは」という仮説を聞き、自分もリーディングスキルテストをやってみて、これはマズイ、私って教科書読めてなかったのか、今の子供が読めてなくても不思議はない、と衝撃を受けました。

 

この話は後日さらに深い内容が出版されて大変話題になったので、読んだ方も多いのではと思います。「AI vs 教科書が読めない子どもたち」です。

そこから、「どうやったら文章が読めるようになるのか?」というのが一つの大きな課題になりました。読み聞かせか?脳科学か?なんだかんだ!?と模索してる中で、巡り合ったのはつくば言語技術教育研究所三森ゆかり先生です。三森先生は「思考を論理的に組み立て,相手が理解できるように分かりやすく表現すること(WEBサイトより)」という言語技術を子どもから大人まで幅広く教えている方です。

 

この先生の話は参考になる気がする!なにか子供でもやれることはないかな?と探して見つけた本がこちらです。「絵本で育てる情報分析力」 

絵本で情報分析んで読解力を育てよう!

絵本で情報分析なんて、字面だけみるとものすごい教育ママみたいだ..。と我ながらちょっと思いました笑 けど!タイトルだけで避けちゃうのは勿体ない、とっても参考になる興味深い一冊でした!

新井先生は読解力を高める方法として具体的なものを挙げてはいませんでしたが、私はとりあえずこの三森先生の本を意識して息子の読解力が身につくよう頑張ってみようと思いました。

私がこの本を読んで感じたポイントはこちら

・欧米には読書技術という学びの分野があり、そこで情報の得方を身に着ける

・日本は文字が読めれば情報も理解しているとみなすが、そこは決してイコールではない

・欧米では絵本を読むときに質問を挟んで、子供が本の内容を理解したか確認する

・日本の感想は感情的、欧米の感想は分析的

・日本の家庭でも絵本を通して情報分析することができる

・絵本のいいところは感受性や想像性、言語技術の向上、それに加えて観察力や分析力を養えるところ

 

日本の家庭でもできる!というところに希望を感じました。

この本で紹介されていた絵本をさっそく何冊か見てみたところ、さすが、どれもとても面白かったです!特に三森先生もおすすめされている「みえないさんぽ このあしあとだれの?」は、文字がないからこそ想像力を刺激される内容でした。「これはどうしたんだろう?」「ここにあった板がなくなったね」なーんて、いつか子どもと話しながら読みたいなと思ました。もしかしたら私が想像するのとは全然違う世界を、息子が見せてくれるかも...。

 

こう書くと、なんだか難しい事のように感じるかもしれほせんが、やることとしては特別なものではないと思います。一緒に楽しく絵本を読んで、これはどうだろう、あれはどうだろうと会話する、というのが基本的なものです。ただそのやり方にコツがあるよ、という本でした。

 

正直、言葉の問題はとても難しいと思っています。日本語で日本式に味わうものと、英語で欧米式に理解することが違うから。大人でもこのダブルスタンダードを両立するのは厳しいですから、まして子供は・・・と。

子どもも、絵本で欧米的な情報分析をすることで、もしかしたら「あいつの発想なんかヘン」みたいなことになるかもしれません。けれども、長い目でみたときに、しっかり情報分析できた方がお得と思って、こつこつやってみようと思ってます。

 

なにより、子供と絵本の世界をたっぷり冒険できそうで、それがとても楽しみです(^^)