そーなんだぁ(って思うこと、思いたいこと)

30代1児の母。考えてること、学びたいことなどなど。子供と一緒に学びを深めたくて試行錯誤(異:教育)

本 公教育をイチから考えよう リヒテルズ直子×苫野一徳

モンテッソーリから始まった教育への興味が
イエナプラン、オルタナティブ教育と広がっていくうちに読みました。 

 

本書はリヒテルズさんと苫野さんの章が交互になっていて
お互いの章に関連しながら進んでいきます。

 

読むほどに日本の公教育にウンザリ&ガッカリしてしまい
「この先どーしよ」と「だからこそ何とかしたい」が
交互に押し寄せてきました。絶望と熱望の間。

 

印象的だったのはリヒテルズさんの書かれた第3章の5番。
「グローバル時代の教育ヴィジョン」です。
画一一斉教育は18世紀半ばの産業革命以降に欧米で始まったとし、

その結果として何が起きたでしょうか。工場であれ、サービス産業であれ、労働者として社会に送り出される人々は、自分の意志で行動し、自分の頭で考えることをやめるように学校の中で訓練されるようになってしまったのです(P142)

 うん・・・ですよね。。

 

この辺の話読んででこの本を思い出しました。 

できるだけ考えない人を育てつつ、エリートを選抜することで
一部の人がよく分からないうちに国の仕組みを動かしている、と。
人間の幸福を全部なげうって経済拡大に邁進するなんていう国策、
他の国では実現しないぜ、という話でした。

 

教育に限らずいろんな問題を考えていくと
「日本には”個人”という感覚が育ってないから無理」
というところによく行きつきます。
ではそれはどうやって解決するの?というとやはり教育でして、
ここで堂々巡りが始まってしまうのです。詰んだー。

 

日本的文化と欧米発想をハイブリッドする・・・
そういうこと&人がこれから必要なのででしょうけど
今現在そういうのが世の中に少ないのに(あるとこにはあると思うが)
育成して増やしていくなんてできるんですかね。
私は公的には出来ないだろうなと思ってるわけですけども。

 

だかこそこんな変革が必要ですよ、というのを
オランダの事例を交えて展開されているのですが
日本でオランダのような教育を受ける日は、、来るんかな。
来ないかもな。少なくともうちの赤子の時代は無理だろうな。

 

日本の教育の問題点が整理されていてとても参考になる本でした。
さて・・・じゃぁ私はどう選択していこうか。