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やのひろです

気になるあれこれ

【舞台】イヌの日 2016 感想

日本のお芝居

こんにちは、やのひろです。

長塚圭史作、松居大悟演出「イヌの日」@スズナリ 


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やのひろ的に夢のコラボレーション

 

わたしは元々ゴジゲンのファンです。

熱い想いは前回のお芝居でも書いたので割愛するとして。

ゴジゲンは同世代なので勝手に「くん」付で呼んでおります。すみません。

 

舞台 ゴジゲン 「劇をしている」 感想 - やのひろです

 

松居君のお芝居がまた見られるー!

目次くんが他の人とお芝居するのなんて何年ぶりだろう?

最強さんがゴジゲン以外と絡むのも楽しみだー!

という動機でチェックしたのですが。

 

今回一番びっくりしたのは玉置玲央くんの出演です。

ええええ、松居くんと玉置くんは知り合いなの!

冷静に考えれば別におかしくないんですけど。同世代だし。

ただ私の中で全く結びついていなかったので驚きと期待でいっぱいでした。

 

感想は・・・気持ち悪い(byエヴァ)

初恋の人を15年監禁するというグロい設定の舞台ですが

思っていた以上に笑いもあってあまり苦しくならずに見られました。

行く前はもっとずっと辛くなることを覚悟してたので・・・

 

終盤みんなの本性が露わになっていくなかで私が考えていたのは

「ここにいる人たち全員関わりたくない」でした。

 

地上の人も地下の人も全員嫌です。

唯一仲良くできるとしたら柴ちゃんかな・・・。

佳境に入るほど登場人物をみてると胸がギニャー!と捻じれてきて

映画エヴァのアスカみたい、まさに「気持ち悪い・・・」でした。

 

この舞台を見て、私は何が苦手なのか、何と距離を取りたいのか、

どんな世の中であって欲しいと思うのか、再確認できた気がしました。

 

1人の力を持った人が欲望のために周りを押さえつけるのはイヤ。

力が無くて周りに振り回されて行動が起こせないのもいや。

あと、小学生男子の理屈の通じない遊びも意味が分からなくて苦手(笑)

 

劇場でたあとは

こういう世界とは出来るだけ関わらずに生きていきたい!

と思いながら駅に向かいました。

 

あ。そうだすごく良かったシーンがありました。

息苦しいシーンが続く中で、希望の光が一筋差したようなとこが。

 

最後の方で地下男子の一人、それまでふざけてばかりの洋介くんが

監禁の首謀者である中津くんに凛と話しかけるとこがあるんです。

 

子供なのかと、真面目なことは考えてないのかと思ってた彼が

恐れずに、素直に、すごく大事なことをスッと語り掛けていた姿。

いいな、と思いました。私もあんな風に自分の想いをスッという人になりたい。

 

補足・・・いい舞台でした

 

念のため補足すると、こんなことを思えるほどいい舞台でした。

なのでけなしてるつもりはありません。

 

ホントはポジティブな言葉を並べた方が分かりやすく褒め文章になると思うんだけど

舞台は芸術で、芸術ならネガティブ感情を持ったっていうのも褒めになると思うので

敢えて素直に綴りました。

 

面白くない作品を見た時は何にも感じなくて

何で面白くないのか分析しちゃうので、こんな風に自分と重ねられません。

こんな風に↓すごく冷静にみてしまう^^;

 

【映画】パパが遺した物語 ネタバレ 感想 - やのひろです

 

言うまでも無く舞台は芸術の一部で、

芸術っていうのは触れると何かしらの問題提起をしてくれるものだと思ってます。

なので「嫌だ」「気持ち悪い」「怖い」と感じられるのは良い作品の証拠。

 

むしろ大抵の舞台は面白くてハッピーで腑に落ちるので

今回みたいに見終わった時も心がぐちゃっとしてる作品は大好きです。

芸達者なみなさんのお芝居を間近に見られて良かったです(^^)

 

最後に俳優さんの感想を

中津役の尾上さん。手すぎて怖かったよぅ!!ひいぃ。

前から3列目だったので終盤まわりに当たり散らす場面がもう目の前で。

目の迫力が!本気!!

広瀬くん、なんでこんな怖い人と友達続けてるんだ!と思ってました(笑)

 

広瀬役の玉置さん。

今まで結構変わった役で見ることが多かったので

(朝日のような夕日をつれての少年と天邪鬼のあまのじゅんや君)

今回とっても普通の人、どちらかというと気弱な人で新感覚でした。

中津を玉置さんがやるとどうなるのかな~なんて想像してみたり。

 

菊沢役の青柳さん。はじめて拝見しました。

可愛いのに怖い!!ひいいぃ!

何の悪意もなく、だからって天然ともちょっと違う存在感。

子供のまま育ってしまった感が溢れててほんと怖かったです。

 

九頭役の村上さん。はじめて拝見しました。

もっと違うお芝居も見てみたい!と思いました。

今回はコメディっぽかったけど、逆に凄くシリアスなのも素敵そう。

また機会があったらぜひ舞台でお会いしたいです。

 

そして最強さん。

ゴジゲンで見た最強さんともちょっと違う、気弱で変わった最強さん。

これも新鮮でした。すごいなぁ、、何でもできちゃうんだなぁ。。

 

そして本当に「最強」が名前の一部なんだなと今さら驚きました(笑)

仲間内でやるときだけのギャグなのかと思ってたら

今回ので色んな演劇媒体にそのまま出てるから・・・。

1人だけ名前が長いから目立ってるし(^^;)素敵です、最強さん!

 

 

夏の夜に心地いい、良い感じに心が乱される観劇でした。