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やのひろです

気になるあれこれ

【吹奏楽】マーチングコンテスト東関東大会A部門 中・高

こんにちは、やのひろです。

 

マーチングコンクール東日本大会に行ってきました!

吹奏楽コンクールはたまに聞きに行ってたけど

マーチングの大会は初めてです。ワクワク!

 

その前に、吹奏楽コンクールとは!?

吹奏楽のことをあまりご存じない方のために簡単に説明しますね。

知ってるぜ、やってるぜ、という方は次までお進みください(^^)

 

吹奏楽

それはオーケストラからバイオリンとビオラを引いたものです(雑)

中学や高校には大体ありましたよね、吹奏楽部。

色んな楽器を吹いて演奏をする、まぁそういう部活です。

 

実は吹奏楽にも大会があります。

毎年秋に行われる、全日本吹奏楽コンクールといいます。

でもこれに出るのはものすごく大変で

私の住んでいる神奈川県であれば

地区大会→県大会→東日本大会と勝ち進まなければならず

これを書いてる2015年は1校しか出場していません。

(それでも1校は出たんだ!といま喜んでます)

 

私が通っていた普通の公立高校はまず出られるはずもなく。

ドラマのように”出たい!”なと考えることもありませんでした(^^;

去年よりいい成績で終わりたいな・・・くらいが精いっぱい。

私にとって全国大会は演奏するのではなく

格別な演奏を聞きに行くところなのです。

 

このように評価されることを前提にした機会が年に何回かあるんですね。

今回私が行ってきたのはそんなコンクールの中でも

座って演奏するのではない、マーチングの部門です。

立って歩いて演奏して形作って、魅せる!吹奏楽です。

 

こちらも全国大会がありまして

今回はその全国大会を目指して東関東大会。

練習の成果を披露して、行くぜ全国!という緊張の場面でした。


マーチングって何?

百聞は一見に如かず。

私の好きな柏市立柏高校の演技がyoutubeにありましたので

こちらをご覧くださいませ。

こちらの演技は全国大会金賞受賞。
つまり完璧です。

 

でもこれ完璧すぎて

「わー、綺麗だなあ~」とは思っても

どこが凄いのか、どこが難しいのか

いまいちピンと来ないという方も多いのではないかと推測します。

 

そこで、実はマーチングをやったことのあるわたくしが

偉そうにもマーチングの難しさを語っちゃいます!

下手くそだったからこそ語れるマーチングの魅力!


やのひろとマーチング

実は中学時代に少しだけマーチングをやっていました。

顧問の先生がマーチング好きで

今思うと驚くべきことに自費でマーチング用品を買い揃えて

体育祭と文化祭に校庭で披露してたんです。

あの時よく先生は経験させてくれたよな~って今更感謝してます。

 

そんな私から見てマーチングは!

とにかく難しいものでした!


完成するまでに出来なきゃいけない事が

普通の演奏よりずっと多いんだもん。。。

 

1:譜面を覚える(まずこれが大変)
2:歩き方を覚える(運動部の男子達に見られて笑われてた)
3:動き方を覚える(重い楽器を持ちながら)
4:暗譜状態で良い演奏をする(音楽記号まで正確にね♪)
5:縦横斜めをきっちり揃えて動く(ここが最難関)
6:本番で4と5をいっぺんにやる

 

ざっくり思い出してこんな感じです。


特に「5」!とにもかくにも「5」です。揃えて動く!

5人が横に並んで、楽器吹きながら、だれもズレずに

5人まっすぐなまま1メートル歩く。

これだけでもとんでもなく難しかったです。ずれちゃう。

 

さっき「2」で歩き方を覚えるって書きましたけど

マーチングの歩き方っていうのがあるんですよ。

普通に歩くと頭が動いちゃうから楽器が吹けないんですね。

だから頭が動かない前進、後進、回転、足踏みを覚えるんです。

 

そんなやりなれない歩き方で

全員の歩幅が揃わないと5人1列で1メートル歩けないんですね・・・

すごいな。絶対やれてなかったな、中学生の私。。

 

更にそれが6組あるとしましょう。

もちおんどの列もズレちゃいけません。

しかもその5人×6本の線はそれぞれ別の場所を目指して歩いてて

最終的には、ハート形になる・・・なんてことが起こります。

先生、指導するの大変だっただろうな・・・。

ありがとうございました、先生。。

 

というわけで、先ほどの動画の冒頭で

全員がブロックを作って前進するシーンがありましたが

あれだけでもかなり難しいです。素晴らしいです。最高。

当日はこういうの見ただけで泣けました。

 

中学でちょこっとやってたよ程度の私でも

「あれは大変だった!」という思い出があるマーチング。

競技として本気で取り組んでる学生さんたちに至っては

いったいどんな苦労をなさってることかと思います。

そんな晴れ舞台を生で見てみたいな!

と思って、今回会場に足を運びました。

 

生で見た全国レベルのマーチング

高校A部門に参加したのは7校でした。

ここから3校が代表に選ばれて全国大会に駒を進めます。

 

どこも素晴らしかったです。

みんな個性があってそれぞれ良かった。

本当にすべての演技に、心から拍手しました。

 

でも代表に選ばれた学校の演技は

初めて、何も考えられないほど感激しました。

 

私はブラバン経験者なので聞きながらどうしても色々考えちゃうんです。

この音いいなぁとか、このバランス好きだなぁとか。

上手すぎると、どうやって吹いてるんだろう!?とか。

 

そんな頭でっかちな私が、初めて

”気が付いたら演奏が終わってた”という経験をしました。

自分でもびっくりした。

 

繰り返しますが、どこも上手かったんです。

聞きながら「いい音だなぁ、凄いなぁ」「さすが線が揃ってるわ~」って思って

みんな代表に選ばれたらいいのになぁって切なくなってました。

 

そんな中で頭が真っ白になるくらい感動したのは・・・

先ほど動画もご紹介した柏高校です。

 

上手かったとか良かったとか、そういう言葉じゃ足りなくて。

圧倒されました。演技に。

全身がゾワゾワして。何も考えられませんでした。

 

響かない体育館でも分かる、演奏のすばらしさ。

音楽を聞いてるというか、その音に鼓膜が揺れるのが嬉しくて

耳がずっとひたすら幸せ感じてるような感覚でした。

 

機械仕掛けかと思うほどの、動きの精密さ。

次々移り変わる形、華やかな技、崩れない線。

ただただ美しくて、細かい事考えるのが野暮に思えるほどでした。

 

ほんとに、こんな経験初めてです。

吹奏楽でも、それ以外の芸術鑑賞でも。

美しいものに心から衝撃をうけるとこうなるんだって

今回初めて学びました。

 

でも、決して整ってるだけじゃないんですよ。

たまに完璧に整ってる演奏を聞くこともあるのですけど

実はそれだと冷たい感じがして全然楽しくないんです。

 

本当に素晴らしい演奏は、整ってる上に暖かい。

人の気持ちがこもってるものです。

 

柏高校の演奏は完璧な技術があるだけでなく

まさに心を奪われるほどの”人の暖かさ”がありました。

これが演技を通じて伝わってきたからこそ

思考がとまるほど感激したのだと思います。

 

耳が音に満たされて、目が技に満たされて

心が気持ちに満たされる。そんな演技でした。

本当に本当に素晴らしかったです。

 

思った以上に良い曲が! 

演奏会でやる曲とマーチングでやる曲はちょっと違います。

マーチングはやっぱり歩きやすい曲を中心に

3~4曲くらいをアレンジして5分程度にまとめてました。

 

ところが!

そんな私のマーチング常識を覆す選曲があちこちにあったのです。

 

どこの学校だったか忘れてしまったけど(痛恨)

P.スパークの祝典をやった学校があったんです。びっくり!!

 

これは演奏会でやるにしても結構ハードルが高い曲で

私も高校時代やりましたけどそりゃー苦労しました。

 

それを!マーチングでやる学校があるなんて!!

強豪校のマーチングレベルの高さを改めて痛感しました。

いやもう、凄いとしか言いようがない。

 

もう一つ選曲でパァッと気持ちがあがったのは

K点を超えてを演奏した学校が2校もあったことです♪

 

 

これは私がコンクールで演奏した思い出の曲なんです(^^)

 

ラメセス二世や風紋など伝説に残る課題曲に会うと

この曲を実際に課題曲でやった人が羨ましいな~と思ってましたが

自分の課題曲がこうして時を経ても愛されてるのが今回分かって

懐かしいようなくすぐったいような不思議な嬉しさがありました。

K点を演奏してくれたみんな、なんかありがとう(笑)

 

得点だけが吹奏楽か???

印象に残ったもう一校ありました。水戸市立常澄中学校です。

私が買ったチケットは中学Aの部も聞けるものでした。

中学A部門に出場したのは14校。

 

これもそれぞれ良い演奏でしたけど

私が印象に残ってるのは水戸市立常澄中学校です。
結果は銅賞でした。

 

この学校は他に比べて人数が少なくて

音が響かない体育館で鳴らすためにみんな一生懸命吹いてました。

普通のコンクールなら人数が少なくてもバランスが良ければ響くのに

体育館ではある程度パワーが要るとは、こりゃ厳しいなと思いました。

 

でもねー、ラインがとってもきれいだったんですよ(^^)

人数が増えるとそれだけそろえるのも難しくなりますからね。

少人数の強みを生かして、まっすぐ前進する場面がきっちり揃ってて。

わぁ、きれいだなぁって見てて思いました。

 

結果は銅賞でしたけど

仲間たちとたくさん時間をかけて1つの演技に心を注いだのが

よ~~~~~く分かる暖かい演技でした。私は大好きだった。

 

賞の色だけがコンクールじゃない。

練習に明け暮れたこと、ご家族が応援してくれたこと、

大観衆の中で演技したこと・・・

それ自体を金ピカにして心の棚に飾って置いてちょーだいな(^^)

そんな風に思いながら彼女たちに拍手を送っていました。

 

それではまた!