やのひろです

気になるあれこれ

本 早起きリズムで脳を育てる

こんにちは、やのひろです。

今日読んだ本はこちら。

 

 

幼児教室に行くと必ず出てくる脳の話。

でもねー、これがどうも納得できないんです。

だから一度ちゃんと研究してる人の話を知ろうと思って読みました。

 

 

結果「あ、やっぱり?」ということばっかり。

幼児教室の言うことはやはり都合がよかった。

 

本が勧めてるのはとにかくちゃんと寝ること。

人間は昼行性だ、太陽が昇ったら起きて、日が沈んだら寝るんだ、と。

子育ての根性見せ所は寝る時間を守ることです!と。

この一言はかなり助けになりました。はい、そこに根性出します。

 

幼児教室行くと必ず出てくるのが右脳とシナプス

右脳を活性化させましょう、5歳までにシナプス繋げましょうって。

ただどうもこれの根拠が曖昧で、誰に聞いてもどうしても納得できなくて。

 

本には右脳の話は出てきませんがシナプスの話は出てきます。

それを大事にするためにも、ポイントはやはり生活リズムということで

あーその辺をすっとばして賢そうなとこだけ抜いて話されてたんだなと理解しました。

 

だってさ。フラッシュカードやると子供がぽかんとするんだもん。

 

フラッシュカードとは幼児教室で必ず出てくる絵が描いてあるカードで

これをすごい速さで繰り出しながら「くるま 自転車 新幹線 機関車・・・」

とか読み上げていくんです。大人もぽかんです。

でも「子供の脳は凄いから理解できてるんですよ」っていうんです。

そんな証拠どこにあるんじゃいと思いながらハァと曖昧に終わらせます、毎回。

 

で、それをやると子供がぽかんとしてるんです。特に反応はない。

いやぽかんとしてるならまだいい。

要らん刺激なのに避けられなくて受け止めてたら怖いなと思ってました。

本を読んで、やっぱ無理にフラッシュする必要はないかもなと判断できた。

それよりちゃんと寝て、ちゃんと食べよう…。

 

子供の脳みそ、どうしたらいい??とお考えの方には参考になると思います。

私はKばーちゃんやSじーちゃんの本より納得できました。

たぶん私も夫も、子供にあれこれ教えて賢くすることより

子供が自分で必要なものを取りに行く力を重視してるから、かな。

 

舞台 ファンホーム 日本版感想

銀座で上演されていたファンホームを観てきました。

 

ファンホームと言えば!
私にとってはトニー賞授賞式でのパフォーマンスです。

何度見てもすばらしいー!!!
”彼女”を見つけたときの怪訝な顔、共感、とまどい、喜び。
少女アリソンが彼女に人生にとって大切なピースを見つけた、
雷に打たれたような衝撃を感じることができます。
見てると私までドキドキしちゃう。

 

日本版ですンばらしかったのは・・・

お父さん役の吉原光夫さん!

 

最後にお父さんの独白ソロナンバーがあるのですが、

なんという迫力・・・。気迫。。

 

こんな簡潔な言葉ですみません。
実はこの歌の間ずっとこう考えてたんです。
「この人…夢から醒めた夢でヤクザさん役やってた人だよね!?」

 

この俳優さんが吉原さんかどうかは分かりませんが、役はこれです。

 

なんでや!
なんでこんな素敵な俳優さんがヤクザさんやったんや!
いやヤクザさんも夢醒めも好きだったけれども。
他にもいろいろあるやろがー!
(ガストンもされてたんですね。それ見てたら違った印象だったのかな)

 

という自分の中のギャップと、舞台上の吉原さんのパワーに圧倒され
頭も心もまっさらにしてすンばらしい歌を浴びてました。
凄い時間をありがとうございました・・・。

 

あと「この人は一体!?」と思ったのは
若い男性役だった山口耕平さん。
お芝居もダンスも上手い!!初めて拝見しましたが、好きだ!
お父さんと密室で過ごすシーンは緊張感と色っぽさで最高。

複雑な物語だったので日本語で見れてよかったのですが
できれば海外の方が演じるものを英語でみたい。
やっぱり現地の空気がないとこういうのは理解しきれないから。
いつかそんな機会に恵まれるといいな。。

本 公教育をイチから考えよう リヒテルズ直子×苫野一徳

モンテッソーリから始まった教育への興味が
イエナプラン、オルタナティブ教育と広がっていくうちに読みました。 

 

本書はリヒテルズさんと苫野さんの章が交互になっていて
お互いの章に関連しながら進んでいきます。

 

読むほどに日本の公教育にウンザリ&ガッカリしてしまい
「この先どーしよ」と「だからこそ何とかしたい」が
交互に押し寄せてきました。絶望と熱望の間。

 

印象的だったのはリヒテルズさんの書かれた第3章の5番。
「グローバル時代の教育ヴィジョン」です。
画一一斉教育は18世紀半ばの産業革命以降に欧米で始まったとし、

その結果として何が起きたでしょうか。工場であれ、サービス産業であれ、労働者として社会に送り出される人々は、自分の意志で行動し、自分の頭で考えることをやめるように学校の中で訓練されるようになってしまったのです(P142)

 うん・・・ですよね。。

 

この辺の話読んででこの本を思い出しました。 

できるだけ考えない人を育てつつ、エリートを選抜することで
一部の人がよく分からないうちに国の仕組みを動かしている、と。
人間の幸福を全部なげうって経済拡大に邁進するなんていう国策、
他の国では実現しないぜ、という話でした。

 

教育に限らずいろんな問題を考えていくと
「日本には”個人”という感覚が育ってないから無理」
というところによく行きつきます。
ではそれはどうやって解決するの?というとやはり教育でして、
ここで堂々巡りが始まってしまうのです。詰んだー。

 

日本的文化と欧米発想をハイブリッドする・・・
そういうこと&人がこれから必要なのででしょうけど
今現在そういうのが世の中に少ないのに(あるとこにはあると思うが)
育成して増やしていくなんてできるんですかね。
私は公的には出来ないだろうなと思ってるわけですけども。

 

だかこそこんな変革が必要ですよ、というのを
オランダの事例を交えて展開されているのですが
日本でオランダのような教育を受ける日は、、来るんかな。
来ないかもな。少なくともうちの赤子の時代は無理だろうな。

 

日本の教育の問題点が整理されていてとても参考になる本でした。
さて・・・じゃぁ私はどう選択していこうか。

映画 はじめてのおもてなし 感想

こんにちは、やのひろです。

時間をやりくりして久々に映画を観てきました!

難民映画祭の時から気になっていた「はじめてのおもてなし

以下、結末に触れながら感想綴ります。

 

とても面白かったけど・・・ちょっと違和感のある話でした。
たぶん日本で同じことをしたらこうはならないだろうなと。

 

ハートマン一家にはいろいろと問題があって
人助けをしているようで実は自分たちが助けられてるんですよね。

 

繰り返し言われたのは「ドイツではそういうことになってる」ということ。
同性愛がOKだとか、妻は夫の所有物ではないとか。
そうなんだろうけど・・・なんか話してる姿勢に
「君の国は遅れていて私たちのドイツは進んでいる」というのがあるように感じて
ちらちらと納得できない感が顔をのぞかせながら見ていました。

 

難民を受け入れるってそういうことなのかな。
日本にはそういう状況があまりに身近にないのでわからないけど。
私たちの国に違う文化の人を入れる、となるとそういう姿勢になるのかしら。

 

もし私の家でディアロを迎え入れることになるなら
まずは彼の話をよく聞きたいなと思います。
どんな国なのか、どんな文化なのか。辛い思い出は無理して話さなくていいけど。
そのうえで彼が喜びそうなことは何なのか考えておもてなししそうだなと。
日本食が好きなのか分からないのに日本食を用意してドウゾ!とは言いません。

 

ドイツ文化も難民問題もわからない傍観者の感想かもしれませんが
ハートマン一家の姿勢と、それでいて助けられていく展開を
不思議な気持ちでみていました。

 

ただ、コメディとしてとーーーっても面白かったので
難民問題がすぐそこにある社会を知る第一歩としては見て良かったです!
そして久々に映画をみて笑うという体験が気持ちよかった!

 

私が気に入ったのはお兄さんが空港で騒動を起こすシーン。
必死であればあるほどピンチに足を突っ込んでしまうお兄さん!あぁぁ!笑
大勢の職員に抱えられて駄々っ子のように運ばれていく姿が忘れられません^^;

 

お父さんとお兄さんはドイツ人男性の象徴なのかな。
どちらも仕事一徹で家族との関りが薄い、
でもお兄さんは最後家族の元に帰っていく・・・
そんな風に社会が変化してるのかな、とも感じました。

TERROR テロ 紀伊国屋サザンシアター 感想

こんにちは、やのひろです。

とても久しぶりにストレートプレイを観てきました。
観客の投票で結末がかわる、というTERROR(テロ)です。

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あらすじなどはこちらの公式サイトをご覧ください

このお芝居を見てどう考えたか。
私と、一緒に見に行った法学部卒の夫の意見を載せたいと思います。
皆さまはどうお考えになりますでしょうか??

 

やのひろの結論、有罪

あらすじを読んだ段階では無罪のつもりで見に行ったんですよ。
ところが見ているうちに揺れが・・・そのポイントは2つでした。

 

・連邦裁判所(=最高裁判所)でこの判断は否定されている。憲法上許されない。

法治国家である以上、法を超えた判断基準はないはず

 

うん・・・
この憲法意識、安保法制で喧々諤々だった時に私がたどり着いた答えだったので。。
これは確かにそうだよなぁと思って有罪にしました。

 

ここで無罪とすると、法の判断を超えて軍が国民を殺めることを肯定してしまう。
どんな事があっても国が国民の命を奪える仕組みは嫌だな、と思い決めました。
私が、そんな社会には居たくないなと。
(これでいくと死刑もそうですね。この点についても最近考えが揺れています)

 

あと、途中ででてきたスタジアムの退避命令を出さなかったというところ。
あれでいくと軍は旅客機の追撃をしたかったことが透けて見えましたね。
ラース・コッホはそんな集団意識の犠牲者、とも捉えられます。
集団のために個人が犠牲になる、これを容認できたのは私の中の日本人的感覚かもしれません。

 

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※こちらが投票用紙。投票の際は緊張しました。。。

 

夫は一貫して無罪

対して夫はずっと無罪でした。
その根拠はこのようなものだそうです。

 

殺人罪については刑法の話なのに刑法の視点が出てこないから有罪にしようがない

・緊急避難の要件を満たしているので罰せられない

・という訳で日本の刑法で考えると無罪。

 

日本の法律ってドイツから来てるんだから似たようなものじゃないの、とも。
それはどうなのかお芝居を見ただけでは分かりませんけれども。。

 

ここまで聞いて私が「そういうのに対抗するための奥さん登場だったんだよ」
といったのですが、「あの奥さん全然意味なかったね」との返事でした。
・・・完全に法律目線でだけ判断してるようです。。
奥さんが可哀想だとかその気持ちわかるという心情はないようで。なんなの。。

 

そして最後にこうも言っていました。

「有罪にしたって事はこの先改めて問われても有罪って言えるんだよね?
 有罪だと絶対的な確信をもって決めたんだよね?疑わしきは罰せずだよ?」

うっ・・・
お、おう・・・有罪って言えるさ・・・ドギマギ(自信が揺らぐ音)

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※この日の判決は有罪でした。

東京公演の結果と海外公演の判決と、それから希望

そんな東京公演。
全16公演で有罪8、無罪8の五分五分となったそうです!わお!
↓ページ中ほど、本公演での判決結果より

 

そしてなんと2年前の日本での朗読劇では全公演が有罪、
欧米ではほとんどが無罪判決ということを思うと
今回の東京公演はかなり特殊ということになります。
意見、真っ二つ!

北京での5公演は有罪2、無罪2だったと”伝えられてる”そうですから(なぜか伝聞)
アジア圏では意見が割れる傾向にあるということなのかもしれません。

 

今回の東京公演が真っ二つだったことに、私は日本の希望を感じました。

 

有罪にした理由がもう一つあって、それは橋爪弁護士の言った
「これが有罪ならテロに対抗する術が無くなる」という趣旨の言葉でした。

 

え、そう?って反射的に思ったんです。
外交とか政治とか国連の働きかけとか、やれることは他にもあるでしょって。

 

たぶんこれはとても日本的な発想なのだと思います。
人によっては「お気楽」と呼ぶかもしれません。
でも私は、ここが日本の長所、世界に対してリーダーシップを発揮できる部分だと思います。

 

島国で他国と隣接していない、領土を取り合った経験がない、
中世から合議で国を治めて来た、などの経験から
他の国にはない発想をすることができる。
いま現在でどこかの国と敵対していない。
これはすごい強みです。

 

TERRORテロを見て、これはやはり有罪だと思った人が半分近くいる社会。
そこに生きる私たちはきっと他国にはできない貢献ができるはず。
そう感じた舞台でした。

 

よかったらぜひみなさんの意見も聞かせてください^^

 

あ、最後になっちゃったけど
あの難しい長セリフで演じきった俳優さんたちに心から拍手!ブラボー!
みなさんきっと本気で自分の方に有利な判決を出そうとされてましたよね。
神野検察官の全身で表された「転轍係です。転轍!係!」に気合を感じました。

 

難しいセリフもあったので原作本も読んでみます!

 

※ひっ・・・表紙怖い・・・

政治に関して勉強したおススメ本(学校が教えないほんとうの政治の話&人間を幸福にしない日本というシステム 感想)

衆議院選挙が近いですね。

 

白状すると私は政治に疎いです。

とはいえ親から「選挙は絶対いかなあかん」と言われてきたので

よくわからないまま投票には行ってます。

 

でも分からないまま投票してるのでいつも腑に落ちません。

 

なんか自民党はいけ好かない気がする。

だから民主党

↑これで長いことやってきましたが民主党無くなっちゃいました。

 

大人としてこれはいかんな、と思ってはいたものの

政治を学ぶ糸口もつかめないまま十数年。

いまは時間もあるので政治に対してちゃんとしようと思って

少し前からぽつぽつ勉強し始めました。

 

考えのもとになった本

 

本を読むことから入るのが好きなので

目についた政治関係の本を読んでいって気に入ったのがこちら。

 

学校が教えないほんとうの政治の話 (ちくまプリマー新書)

10代の若者をターゲットにしたシリーズのようでわかりやすい!

右翼ってなに?共産主義ってざっくりしか分からん・・・

というような基本的な謎がするする解けました。ありがたい!

 

そしてこの本で何より助かったのは

「日本の政治は政党政治なので、選挙の時は好きな党に入れればいい」

ということ。

そうなのね!候補者<党で判断していいのね!

は~、気持ちが楽になった。。

いつも候補者のポスターが並ぶころになると

「党のことは何となくイメージできるけど、この人知らんし。。」

と思ってきたもんで。

 

それと並行して読んだのがこちら。

 

いまだ人間を幸福にしない日本というシステム (角川ソフィア文庫)

 

凄いタイトルですよね・・・

そんなシステムで生きててごめんなさい、って感じです・・・

 

これは人に勧められて読みました。

「海外の人と日本の話するときはこの本がベースになることが多くて

 日本ってこういう国なんでしょ~って感じで進む」とのこと。

1994年出版、オランダ人ジャーナリストが書いた本で

官僚政治を批判しつつ日本の政治と経済がどう関係してるか書かれてます。

 

この本はすんごい難しかった・・・3回読んでようやく分かった。

でも普段生活で感じてる「なんかおかしくない?」が解説されてる気がしたので

根性で読みました(単に私の理解が遅いだけってのもある)

 

他国ではありえない政治と経済が結びついた社会システム。

政治について学ぶ機会がなく政治的無能にならざるを得ない中間層。

なぜ日本には課題解決能力がないのか、などについて書かれてます。

 

難しかったけどすごく面白かった!

「あー、だよね。なんかそんな気はしてたけどそういう仕組みか」

って感じで、自分がどんな造りの世界にいるのか分かりました。

 

本を読んで出した結論

まず政治に疎いのは個人の資質よりも社会システムに拠るところが大きい。

 

いや、私自身に政治のセンスがないのももちろんありますけど。

でも習ってないし、仕事してるとニュースみる時間もないし、

なんか献金とか腹黒いことやってんでしょ?くらいしか分からない。

それでもいいから、仕方ないから、

正直に「分かりません!」って言って取れる情報から学んでいこう。

 

だから「政治ってよくわからない・・・」と思ってるアナタそこの!

大丈夫です。それはあなたの所為ではない!

だから恥ずかしがらずに「わからん!」って言っていいと思います。

 

それから選挙システムって不利すぎじゃない?ということ。

 

今回の衆議院選挙も公示が10/10で投票が10/22でしょ。

短い!!

候補者があちこちで話すとはいえ、こっちも最寄り駅でじっとしてるわけじゃないし

各候補&各党の情報に触れる機会がそもそも超少ない。

選挙カーで党名と名前だけ連呼されてもわけわからんし。

なんでもっと判断しやすいシステムにならんの?と。

 

・・・と。そんなことを考えてる状態で衆議院選挙始まりました。

私も私なりに選挙活動(投票活動?)してみようと思ってあれこれ動いています。

その話はまた別記事で。。

ビリーエリオット 日本公演 感想

こんにちは、やのひろです。

ビリーエリオット日本公演観てきました。

ようやく!生でビリーエリオットが見れたよ!!!

以下ネタバレありの感想です。

 

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日本では見られないと思ってた

 

ビリーエリオットとの出会いはロンドン記念公演の映画版。

舞台化10周年を記念したステージを日本の映画館でやってくれたんですね。

 

これに、んも、それはそれは感動して。

 

なんだこのパワーのある舞台は!と。

それまでロンドンの舞台と言えばアンドリューロイドウェーバー

しっとりしたお話のイメージが強かったので(オペラ座とかキャッツとか)

こういうエネルギーの溢れたお話と

またそれを演じ切る俳優さん、特にビリー役の少年に感動して。

いつか絶対生でみたいと思ってました。

 

ところがロンドン公演がまさかのクローズ。

もっと延々とやるのかと思ってたのに!

 

これは辛い・・・二度と生では見れまい。

だって日本でやるわけないし。

 

と思ってたところにまさかまさかの日本版!!

これを知った時は興奮と喜びと、すこしの猜疑心がありました。

 

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どうして日本公演はないと思ったか?

子役さんが居ないだろうと思ったからです。

 

今とはなってはこう考えた私にグーパンチお見舞いしたいのですが。

・・・でも最初はみんな思ったよね??思ったと言ってほしい(涙)

 

出ずっぱり、踊りまくり、踊りの種類は多岐、

しかもそんな子役が4,5人は要る。

そんなの日本で出来るわけない。

 

すみません、繰り返しますけど今ではそんな私にグーパンチです。

でもその時はそう思ってた!

 

だから日本でやると、1年半かけてレッスンしながらオーディションすると、

そう聞いた時は本当にびっくりしました。

そういうことか!育てながら発見するのか、ビリーを!

こりゃすごい!絶対に見なくちゃ!と段々気持ちをシフトしていきました。

 

いや、、、言い訳ですけど、、

また事務所絡みで決めちゃうのかなと思ったのです。最初は。

全役オーディションとか言っといて「うそつけ!」って配役も世の中あるし。

子役が主役のミュージカルって他にもあるけどとてもビリーがやれそうにはないし。

そしたら本当に本気でオーディションやってるとは。この時点で感動しました。

 

 

いやー・・・いるんですね、凄い少年が。たくさん。

ほんと、知ったかぶって日本には無理とか思って申し訳ない。

 

すごい!すごいよ、日本版公演!

 

という期待たっぷりで取ったチケット。

ビリー役は誰なのか知らない段階で取りました。

そして当日の配役はこのあと写真で貼りますけども

正直誰がいいとか誰を見たかったとかそういうのはありません。

 

あんな本気のオーディションを勝ち抜いた子達なんだから

みんな素晴らしいに決まってる。

見るのは1回きり、彼らがワンステージに懸けるように私もそれが全てとする。

そんな心構えだったので子役君たちの個別レビューはありません。

 

私が見に行った日の配役はこちら

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舞台を見た率直な感想。

よくぞあのロンドンの舞台をそのまま持ってきたな!

です。

いやもうほんと、びっっっっくりした。

 

物語や演出がそのままなのはもちろんなんですけど

なんというか、空気感が映画で見たロンドン公演と同じで。

(いや、演出が同じなのも実は素晴らしい。変えちゃう作品もあるから)

 

ロンドン公演に熱気があるのは分かるの、だってロンドンの話だから。

サッチャー政権の時にどんな事があったか、ロンドンの人達は知ってるわけで

それを再現するのも客席と共有するのもそりゃできるでしょうと。

 

でも日本にはそのバックグラウンドがないのに

舞台上の炭鉱夫の熱意、ビリーがどんな狭間にいるかが

ロンドンで上演されてロンドンのお客さん達が見ていたあの映画と

同じように伝わってきました。不思議です。凄いです。

 

・・・えい、もう自分のブログだから遠慮なく書いてしまえ。ごめん。

東宝系のミュージカルってその辺が無いと思うんです。

どうも胡散臭い舞台になるの。

演出が現地と違うからってのもあると思うし、

キャストが固まってるってのもあると思うし。とにかく空気が違う。

海外で見て好きだったのを東宝でみると全く違うものになってる。

 

今回のビリーエリオットはちゃんと熱いお芝居だった。

すげー!なんでなの!なんでなのか分からない!

とにかく心から拍手、拍手、拍手です。素晴らしかった!!

 

日本語訳も凄くよかったです。

メロディにちゃんと乗ってて意味も通じる。

映画で見たパッションはそのままに日本語でさらに理解を深められました。

 

ビリーも好きだけどマイケルも大好き

主役のビリーもめちゃくちゃ大変だと思いますが

実はマイケルもすごく大変だと思います。

あのコミカルなお芝居をナチュラルにやるの難しい!しかも子役さんで!

しかしこれまた杞憂でした。素晴らしいマイケルでした。

 

マイケルは女装が好きだったりチュチュで踊ったり

お客さんを笑わせてくれる役だけど、

実はビリーにほのかな気持ちを抱いてそうな切ない役どころでもあります。

コミカルとシリアスとダンス。

私がみたマイケルくんはこの全てが魅力的でした。本当に素敵だった。

 

才能と運のあったビリーはあの町を出ていく。

でもマイケルは・・・おそらくあの町でそのまま育つ。

彼の未来はどうなるんだろう。

次にビリーが帰ってくるとき町中の人が失業してるような場所で。

 

でもね、

旅立つビリーを自転車で見送りにくるマイケル、じっとビリーを見て

幕が閉まりきる少し前に自転車で踵を返して立ち去るんですよね。

 

あのほんのちょっと見える、走り出すマイケルの自転車。

あれはきっとマイケルの旅立ちだろうと思うんです。

あぁきっとマイケルも自分の道を見つける、

旅だった友達に勇気をもらって、彼もきっとこの先輝く、

そう思えるラストシーン。私、あそこ大好き。

 

生であのシーンを見て、やっぱりそうだろうと確信しました。

そこまでグッと物語に入らせてくれた2人の少年にまたまた拍手です。

 

余談ですがよくわからなかったこと。

マイケルがビリーの頬にキスした時も、最後ビリーがマイケルにキスした時も

客席が笑ったんですよね。なんでじゃ????

仄かな気持ちを精一杯出したマイケルと、これまた精一杯それに応えたビリーの

淡く切ない感情のシーンだと思うんだけど。何が可笑しかったんだろう?

 

企画してくれた方に心からありがとう!

この企画を立てて実行してくれた誰か。ありがとう。ほんとにありがとう。

 

だってもっと楽にできる企画いっぱいあると思うんです。

大人だけのお芝居ならオーディションに1年半も要らないし

せいぜいダブルキャストでまわせるし

ひょっとしたらもっと長く公演できるかもしれないし

そしたら低コストで売り上げ作れて利益を出せる。

 

でも企画してくれた。会社に通してくれた。

オーディションに時間をかけて素晴らしい舞台を見せてくれた。

もう感謝しかない!ありがとう!運営会社の方ありがとう!

 

ビリーエリオットを生で見たいなと思っていた

私を含めたたくさんの人の夢を叶えてくれてありがとう。

私が今まで日本で見た海外作品の中でNO.1です。感動しました。

久しぶりにいいお芝居が見れてとってもとっても嬉しいです。

 

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何度も書いてますけど最後にダメ押しで。

最高の舞台でした。最高です!

キャストの皆さん、裏方の皆さん、ありがとーーーーーーう!!